2010年の開業当時、私は60分5,800円でフェイシャルを提供していました。
集客のためポータルサイトに掲載し、60分5,800円という固定メニューの作成が必要だったため
メインのフェイシャルをこの価格でスタートしたんです。
フェイシャルはボディと比べると商材費(化粧品材料費)がかかるため
5,800円だとやっぱり赤字ギリギリ、しかも送客手数料も発生するため、この価格は本当に今思うと
2010年とはいえあり得ないと思います。
同じ60分のメニューは 現在22,000円で提供しています。
この価格でもお客様が離脱しなかったのは、私が「なんとなく」で価格を上げてこなかったと自負しています。
値上げは、サロンのステージを変える「進化」のサイン
お客様も自分も幸せになるためのポジティブな値上げ術を公開します。
1. 決して「価格だけ」を変えない
これが最大の鉄則です。
例えば、フットバスの導入、パックの範囲拡大、選べる化粧品のバリエーションを増やすなど
目に見える「充実」とセットにすることで、価格改定は負担増ではなく
お客様にとっての体験価値のパワーアップへと姿を変えます。
2. 「謝らない」のがプロの誠実さ
値上げのお知らせで、決して謝ってはいけません。
「ご負担を増やして申し訳ありません」ではなく
「これまで以上に、あなたのお肌を輝かせるための進化です」と伝える。
お客様をワクワクさせ、新しいステージが楽しみになるような、前向きなエネルギーで発信します。
3. 経営者のお客様からの「的確な声」
私は常に、信頼できるお客様に直接ご意見を伺います。
特にお力添えをいただくのは、別業界でも同じく店舗を構えるような経営者のお客様たち。
プロの視点からのアドバイスを取り入れることで、一方的な値上げではない、
市場価値に基づいた納得感のある価格改定が可能になります。
いざ価格が改定されるとなった時、自分はこれを相談されて知っていた・・・
というお客様は、ほとんどの場合応援してくださいます。
実は相談するとそんなメリットもあるのです。
4. 逃さない「3つのタイミング」
- 使用化粧品が変わる時
- 商材や資材のコストが10%以上変わる時
- 予約が取りづらくなった時
特に最後のタイミングは大切です。
需要と供給のバランスを整えることで
サロンの価値は守られていきます。
5. 選ばれ続けるための仕組み
ただし、価格をあげるだけでは不十分です
長く通ってくださっているお客様のためにも仕組みも一緒に整えます。
- 値上げ前に旧価格での回数券をご案内する
- 次回予約や平日利用には特典を用意する
- 長く支えてくださった方には、特別な扱いをする
長く通ってくださったお客様を新規のお客様と同じにする必要はありません。
時には柔軟に優遇や据え置きなど対応すべきと考えます。
値上げにより、自分の利益率だけをあげて、儲けようとしないこと
お客様はその値上げだと離れてしまいます。
5,800円から22,000円
メニュー名も時間も変わらないけれど、内容はちゃんと4倍以上になっていますからね。
もっと具体的な値上げまでのステップが聞きたい方
メニューの価格設定について相談したい方はぜひサロン倶楽部ご入会をご検討ください。
サロンメニューの適正価格と理想をしっかりヒアリングして
メニュー作りのサポートも可能です。
